2007/05/15 衝撃的な社会ニュース
BIGLOBEニュース:トピックス記事「切断頭部、タクシーで運ぶ=携帯で呼び、ネットカフェから−福島・母親殺害」

livedoor ニュース - [母親殺害]高3男子が自首…切断頭部持ち 福島・会津若松

高校生が切断頭部持ち「母殺した」と出頭 - 社会ニュース : nikkansports.com



僕は成長期に色々と問題があったからか、
凶悪事件のニュースを見るたび、
「こんなの普通だ」と思っている。
どうせみんな怯えながら生きるだけだろ、と。

「犯罪者のことが理解できない」
と言うニュースキャスターに、
「幸せそうな顔でふざけたことを抜かすな!」
と何百回も心で罵声を浴びせてきた。

僕はいつでもテレビの中の
恵まれない凶悪犯罪者の味方を気取り、
分からずやの常識人に代弁を奮ったりする。

そんな僕が、
おそらくそうなってしまってから初めて、
ニュースに衝撃を覚えたのだった。

犯罪者のこと・・・理解できない。
彼を悪いと思えない反面、同情する隙がない。
理解の糸口が見えないから、共感できないのだ。

精神異常者といっても、
僕が知ってる感じとは違う。
逸脱しているというよりは、違う。

僕にとって、これは凄い事件。
こんな類の衝撃は初めてかも知れない。

「こいつ、何考えてるんだ・・・?」

いつも問いかけられる側にいる僕が、
今日は特別なのか、珍しく問いかける側に立っている。
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2007/05/13 一転
会見全体
辻希美&杉浦太陽デキ婚会見 (YouTube)

会見一部抜粋
辻希美結婚会見、 避妊について - 動画 - はてなダイアリー



うちには諸事情でテレビを置いてないので、
これらの動画で初めて会見を見たのですが。
(会見全体は見るに耐えずほとんど見てませんが。)

辻がこんなにアホちゃんやとは。
そして相手方も同レベルなんだよね。
叩かれるのはいつも辻だけど、
正直19で夢見がちなのはしょうがないってとこはある。

26歳男性はよっぽど頭おかしいよ。
会見を見る限り、
「愛し合ってるから社会的責任を放棄して妊娠させて結婚しました」
って意味で間違いないと思う。
別に批判的な目線とかじゃなくて。
良かった良かったって目線で見ていたのにも関わらず、
彼の意見がそれを覆したわけで。

辻は基本的に謝罪一辺倒で、
最後に幸せそうな笑顔を振りまく感じだったのかと、
勝手に想像してたけどそうじゃないみたいですね。

最初に書いた通り、
ののはやっぱり未熟なままだったようです。

かつて読んだ家庭科の教科書に、
「家族は最小単位の社会」という言葉が書かれていて、
その鮮烈かつ正確な教えは今だに忘れられません。

この夫妻は最小単位の社会を形成することが出来るんだろうか。
精神力・人生経験・知識・協力者・責任能力など、
どれが欠けてもその最小な社会は傾きます。
そういう家庭をたくさん知ってます。
うちもその1つです。
脆いのです。

重大な社会的過失を犯すことを省みない二人。
その二人が家庭をスタートさせる。
容認される。

危機感、感じなきゃ、ウソだよ!
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2007/05/10 辻、結婚会見。
満面の笑み。
なんか安心しちゃったなぁもう。

でも何か違うのは何故だろう。

僕はまだ辻希美に幻想を抱いていたかったのだろうか。
黄金の時代の記憶がいつまでも残って欲しかったのだろうか。

しかし現実は圧倒的なスピードで、
美しい過去も輝かしい未来も飲み込む。
過去・現在・未来の中で唯一この世界に君臨できる存在だ。

ただ現在は決して過去に干渉できない。
過去の甲羅は硬いのである。

・・・そうか。

僕が持っている違和感は、
もちろん思い出が汚されるといったオタクチックなエゴではない。

その違和感の対象は、
実際の辻希美が過去の「のの」と剥離していること、
そして何より、
僕が見る辻希美が、
僕がかつて見た「のの」が剥離していることなのだ。

僕は既に彼女を、
あの頃の「のの」として見てはいない。

そして彼女も、
あの頃の「のの」ではない。

そうやって、
あの頃の「のの」は、
現存在と乖離して記憶の中に沈殿している。

だから何か違う。
何が違うのかは分からないけれど。

僕が心から祝えない理由は、
彼女が、
あの頃の「のの」と、
余りにもかけ離れてしまったからに他ならない。

それは今回の事件(そう、これは事件だ)と関係がない。
僕が「のの」から離れた。
結局、そういうことなのだ。

だから今更、満面の笑みを持って彼女を祝うことができない。

あぁ、
いつまで経っても、
彼女達は極上のセンチメンタリズムを有しているな。



紹介。久々だよね。

suttokodokkoi - 辻希美結婚へ 現在妊娠二ヶ月
敵わんなぁ・・・。
本物が腰を上げるとこうなるってもんですよ。

緋月 - のんちゃん
愛情たっぷりな文面にあと一歩で泣きそうでした。

辻さん愛されてるね。
嬉しい。
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2007/05/08 辻、結婚。
できちゃった婚らしい。

しかしまぁ、
もう大人なんだとか、
懐妊おめでとうとか、
周りの言葉はどれも不可思議だ。

手を繋がないと外を歩けないような、
病的に精神が未発達だった辻が、
人の一生を背負えるほど大人になったというのか。
突拍子がない。
それとも肉体関係を結べば大人に?
そんなバカな。

子供の妊娠によって、
彼女が裏で死ぬほど苦しんでいたのかもしれない。
親戚から罵声を飛ばされ、
関係が修復不可能になった可能性だって十分ある。
自分の妊娠を日本中に知られることは嬉しいことだろうか。
自分の肉体関係に関する決定的証拠を報道され、
精神的に参っているかもしれない。

将来について一人で深く悩んでいるとしたら?

そんな可能性を薄めることが出来ない中で、
「おめでとう」と言う言葉は、
全く場違いに空気を揺らしている。

めーぐるがどうなったか、
矢口がどうなったか、
彼らはもう忘れてしまったのか。

祝うのは会見の彼女の顔を見てからでも、
何も遅くないと思っている。

辻が好きな浜崎あゆみ。
彼女の歌詞の中でも僕が特に好きなフレーズがある。

恋人達は とても幸せそうに
手をつないで歩いているからね
まるで全てが そうまるで何もかも
全てのことが 上手くいっている
かのように 見えるよね 真実(ホントウ)の
ところなんて 誰にもわからない

今、僕らに出来ること。

信じることと、
祈ること。

そう、つまり、お幸せに。



このテキストの題が、
何故か滑稽な駄洒落のように思える。

どうしてこれほどに実感が沸かないのか、
正直よく分からない。

他人の結婚話など
元より実感も何もないはずなのだが。

まるで現実と剥離している。

何故そんなことを感じるのだろう。
何故僕は
加護の件を先延ばししたにも関わらず、
この件をリアルタイムで書くことにしたのか。

辻希美という存在が何かとてつもないもののように思える。
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2007/02/27 桜チラリ (3)
日を開けてしまいましたが続きを。



「桜チラリ」の魅力。
それはまず愛理ありきである。

ヲタの過大評価ばかりが先行しているが、
愛理の(いわゆる)歌唱力はそれほどではない。
ただし歌い手としての底力は(私的見解として)優秀である。
そしてここに来てようやく、
愛理の良さが℃-uteの中に染み出してきたように思える。

もちろんその感覚は、
全く℃-uteに馴染みを持たず、
リアルタイムで活動を追ってもいない、
外輪の人間の感覚に過ぎないのではあるが。

愛理本来のカラーは、
コルネットのようなとろーんとした柔らかさだ。
あぁ!の「FIRST KISS」や今回の「桜チラリ」のような
ミディアムテンポの曲をゆったり歌い上げるとき、
愛理の底力は発揮される。

僕が知る限りでは、
℃-uteは明るくポップなグループだ。
しかし愛理はそれよりももっと
のんびりしたグルーヴを持っていると思う。

今回の℃-uteの路線は、
その大きな2つの方向性をまとめたような感じがする。
つまるところ、曲調が愛理独特のカラーとしっかり適応している。
そして(これは結果論にしか過ぎないが、)
この試みは大成功だった。

愛理は元々力関係で他から浮いていた。
しかし愛理はB型で元々そういう人間でもあるのだ。
こうして浮遊させるのが一番の策だったのかもしれない。

「桜チラリ (2)」で書いたように
唯一の対抗馬であっためーぐるの脱退によって、
愛理単独での活躍を阻止する勢力がなくなったことは
不幸中の幸いであろう。

しかも単純なワンマンチームとなったわけではない。
他のメンバーの成長度も決して見逃せない。
彼女たちが愛理の後ろでかすんでいては、
グループとしての価値は失われる。
そしてそれ以上に彼女たちの輝きは無視できないものだ。

特にまいまい、
ちさと、
さっきー、
そして栞菜は、
若さを存分に活かした可愛らしさを存分に放っている。

もはやかつての日陰者としてのイメージは払拭され、
℃-uteはハローの最前線に立っている。

ファンの中での人気がどうなっているか、
売り上げでどうなっているか、
それは知らない。
僕の論はあくまで、
音楽作品の総合的な出来栄えだけに基づいている。
そういう意味での最前線だ。

℃-uteは、
ボーカルと人気で単独トップに君臨しながらも
グループを単色に染める気配が一向に感じられないエースと、
人気メンバーに引きずられることなく
個性を自由に引き出し合えるその仲間たちによって、
実に充実した魅力を得ている。

Berryz工房が、
張り詰めた緊張感と高い向上心で
堕落したハロー界隈を風靡したのに対して、
℃-uteはその土台の上で、
自由を謳歌するグループであるといえるであろう。

ベリは枯れ木を焼き払い、
キュートはそこに麦畑を作った。
これが我々が認識すべき℃-uteの形ではないだろうか。



以上で「桜チラリ」のシリーズは終了です!
お疲れ様でした!(笑

曲のレビューになりませんでしたねw
久々のレビューなのでやはり全体像に言及してしまいます。

実はまだ一回しか聞いてないんですよ、「桜チラリ」を。
具体的に中身を探るのではなくて、
衝撃を受けた感覚を書き表したかったんです。

モーニングの「笑顔YESヌード」や「歩いてる」、
ベリの「VERY BEAUTY」も聞きましたが、
(「胸さわぎスカーレット」は未聴)
3曲とも歌に入った直後に再生を止めました。
Bメロまで持ちませんでした。
酷いものでした。

ハロプロとはこんなにも酷いものだったのかと思いましたが、
かつての盤を聴くとそういう訳では全くない。

いまや“娘。本体”が急速に俗化しているようで、
「歩いてる」のPVで歩く高橋も藤本もただの田舎者に見えた。
かつて無敵を誇ったあのBerryz工房ですら、今は見る影もない。

℃-uteは現ハローで唯一まともに戦える、
そして唯一ハローを象徴できるユニットであるように思う。

だから台頭した。
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