| 2007/05/15 | 衝撃的な社会ニュース |
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◆BIGLOBEニュース:トピックス記事「切断頭部、タクシーで運ぶ=携帯で呼び、ネットカフェから−福島・母親殺害」 ◆livedoor ニュース - [母親殺害]高3男子が自首…切断頭部持ち 福島・会津若松 ◆高校生が切断頭部持ち「母殺した」と出頭 - 社会ニュース : nikkansports.com □ 僕は成長期に色々と問題があったからか、 凶悪事件のニュースを見るたび、 「こんなの普通だ」と思っている。 どうせみんな怯えながら生きるだけだろ、と。 「犯罪者のことが理解できない」 と言うニュースキャスターに、 「幸せそうな顔でふざけたことを抜かすな!」 と何百回も心で罵声を浴びせてきた。 僕はいつでもテレビの中の 恵まれない凶悪犯罪者の味方を気取り、 分からずやの常識人に代弁を奮ったりする。 そんな僕が、 おそらくそうなってしまってから初めて、 ニュースに衝撃を覚えたのだった。 犯罪者のこと・・・理解できない。 彼を悪いと思えない反面、同情する隙がない。 理解の糸口が見えないから、共感できないのだ。 精神異常者といっても、 僕が知ってる感じとは違う。 逸脱しているというよりは、違う。 僕にとって、これは凄い事件。 こんな類の衝撃は初めてかも知れない。 「こいつ、何考えてるんだ・・・?」 いつも問いかけられる側にいる僕が、 今日は特別なのか、珍しく問いかける側に立っている。 |
| 2007/05/13 | 一転 |
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会見全体 辻希美&杉浦太陽デキ婚会見 (YouTube) 会見一部抜粋 辻希美結婚会見、 避妊について - 動画 - はてなダイアリー □ うちには諸事情でテレビを置いてないので、 これらの動画で初めて会見を見たのですが。 (会見全体は見るに耐えずほとんど見てませんが。) 辻がこんなにアホちゃんやとは。 そして相手方も同レベルなんだよね。 叩かれるのはいつも辻だけど、 正直19で夢見がちなのはしょうがないってとこはある。 26歳男性はよっぽど頭おかしいよ。 会見を見る限り、 「愛し合ってるから社会的責任を放棄して妊娠させて結婚しました」 って意味で間違いないと思う。 別に批判的な目線とかじゃなくて。 良かった良かったって目線で見ていたのにも関わらず、 彼の意見がそれを覆したわけで。 辻は基本的に謝罪一辺倒で、 最後に幸せそうな笑顔を振りまく感じだったのかと、 勝手に想像してたけどそうじゃないみたいですね。 最初に書いた通り、 ののはやっぱり未熟なままだったようです。 かつて読んだ家庭科の教科書に、 「家族は最小単位の社会」という言葉が書かれていて、 その鮮烈かつ正確な教えは今だに忘れられません。 この夫妻は最小単位の社会を形成することが出来るんだろうか。 精神力・人生経験・知識・協力者・責任能力など、 どれが欠けてもその最小な社会は傾きます。 そういう家庭をたくさん知ってます。 うちもその1つです。 脆いのです。 重大な社会的過失を犯すことを省みない二人。 その二人が家庭をスタートさせる。 容認される。 危機感、感じなきゃ、ウソだよ! |
| 2007/05/10 | 辻、結婚会見。 |
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満面の笑み。 なんか安心しちゃったなぁもう。 でも何か違うのは何故だろう。 僕はまだ辻希美に幻想を抱いていたかったのだろうか。 黄金の時代の記憶がいつまでも残って欲しかったのだろうか。 しかし現実は圧倒的なスピードで、 美しい過去も輝かしい未来も飲み込む。 過去・現在・未来の中で唯一この世界に君臨できる存在だ。 ただ現在は決して過去に干渉できない。 過去の甲羅は硬いのである。 ・・・そうか。 僕が持っている違和感は、 もちろん思い出が汚されるといったオタクチックなエゴではない。 その違和感の対象は、 実際の辻希美が過去の「のの」と剥離していること、 そして何より、 僕が見る辻希美が、 僕がかつて見た「のの」が剥離していることなのだ。 僕は既に彼女を、 あの頃の「のの」として見てはいない。 そして彼女も、 あの頃の「のの」ではない。 そうやって、 あの頃の「のの」は、 現存在と乖離して記憶の中に沈殿している。 だから何か違う。 何が違うのかは分からないけれど。 僕が心から祝えない理由は、 彼女が、 あの頃の「のの」と、 余りにもかけ離れてしまったからに他ならない。 それは今回の事件(そう、これは事件だ)と関係がない。 僕が「のの」から離れた。 結局、そういうことなのだ。 だから今更、満面の笑みを持って彼女を祝うことができない。 あぁ、 いつまで経っても、 彼女達は極上のセンチメンタリズムを有しているな。 □ 紹介。久々だよね。 suttokodokkoi - 辻希美結婚へ 現在妊娠二ヶ月 敵わんなぁ・・・。 本物が腰を上げるとこうなるってもんですよ。 緋月 - のんちゃん 愛情たっぷりな文面にあと一歩で泣きそうでした。 辻さん愛されてるね。 嬉しい。 |
| 2007/05/08 | 辻、結婚。 |
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できちゃった婚らしい。 しかしまぁ、 もう大人なんだとか、 懐妊おめでとうとか、 周りの言葉はどれも不可思議だ。 手を繋がないと外を歩けないような、 病的に精神が未発達だった辻が、 人の一生を背負えるほど大人になったというのか。 突拍子がない。 それとも肉体関係を結べば大人に? そんなバカな。 子供の妊娠によって、 彼女が裏で死ぬほど苦しんでいたのかもしれない。 親戚から罵声を飛ばされ、 関係が修復不可能になった可能性だって十分ある。 自分の妊娠を日本中に知られることは嬉しいことだろうか。 自分の肉体関係に関する決定的証拠を報道され、 精神的に参っているかもしれない。 将来について一人で深く悩んでいるとしたら? そんな可能性を薄めることが出来ない中で、 「おめでとう」と言う言葉は、 全く場違いに空気を揺らしている。 めーぐるがどうなったか、 矢口がどうなったか、 彼らはもう忘れてしまったのか。 祝うのは会見の彼女の顔を見てからでも、 何も遅くないと思っている。 辻が好きな浜崎あゆみ。 彼女の歌詞の中でも僕が特に好きなフレーズがある。 恋人達は とても幸せそうに 手をつないで歩いているからね まるで全てが そうまるで何もかも 全てのことが 上手くいっている かのように 見えるよね 真実(ホントウ)の ところなんて 誰にもわからない 今、僕らに出来ること。 信じることと、 祈ること。 そう、つまり、お幸せに。 □ このテキストの題が、 何故か滑稽な駄洒落のように思える。 どうしてこれほどに実感が沸かないのか、 正直よく分からない。 他人の結婚話など 元より実感も何もないはずなのだが。 まるで現実と剥離している。 何故そんなことを感じるのだろう。 何故僕は 加護の件を先延ばししたにも関わらず、 この件をリアルタイムで書くことにしたのか。 辻希美という存在が何かとてつもないもののように思える。 |
| 2007/02/27 | 桜チラリ (3) |
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日を開けてしまいましたが続きを。 □ 「桜チラリ」の魅力。 それはまず愛理ありきである。 ヲタの過大評価ばかりが先行しているが、 愛理の(いわゆる)歌唱力はそれほどではない。 ただし歌い手としての底力は(私的見解として)優秀である。 そしてここに来てようやく、 愛理の良さが℃-uteの中に染み出してきたように思える。 もちろんその感覚は、 全く℃-uteに馴染みを持たず、 リアルタイムで活動を追ってもいない、 外輪の人間の感覚に過ぎないのではあるが。 愛理本来のカラーは、 コルネットのようなとろーんとした柔らかさだ。 あぁ!の「FIRST KISS」や今回の「桜チラリ」のような ミディアムテンポの曲をゆったり歌い上げるとき、 愛理の底力は発揮される。 僕が知る限りでは、 ℃-uteは明るくポップなグループだ。 しかし愛理はそれよりももっと のんびりしたグルーヴを持っていると思う。 今回の℃-uteの路線は、 その大きな2つの方向性をまとめたような感じがする。 つまるところ、曲調が愛理独特のカラーとしっかり適応している。 そして(これは結果論にしか過ぎないが、) この試みは大成功だった。 愛理は元々力関係で他から浮いていた。 しかし愛理はB型で元々そういう人間でもあるのだ。 こうして浮遊させるのが一番の策だったのかもしれない。 「桜チラリ (2)」で書いたように 唯一の対抗馬であっためーぐるの脱退によって、 愛理単独での活躍を阻止する勢力がなくなったことは 不幸中の幸いであろう。 しかも単純なワンマンチームとなったわけではない。 他のメンバーの成長度も決して見逃せない。 彼女たちが愛理の後ろでかすんでいては、 グループとしての価値は失われる。 そしてそれ以上に彼女たちの輝きは無視できないものだ。 特にまいまい、 ちさと、 さっきー、 そして栞菜は、 若さを存分に活かした可愛らしさを存分に放っている。 もはやかつての日陰者としてのイメージは払拭され、 ℃-uteはハローの最前線に立っている。 ファンの中での人気がどうなっているか、 売り上げでどうなっているか、 それは知らない。 僕の論はあくまで、 音楽作品の総合的な出来栄えだけに基づいている。 そういう意味での最前線だ。 ℃-uteは、 ボーカルと人気で単独トップに君臨しながらも グループを単色に染める気配が一向に感じられないエースと、 人気メンバーに引きずられることなく 個性を自由に引き出し合えるその仲間たちによって、 実に充実した魅力を得ている。 Berryz工房が、 張り詰めた緊張感と高い向上心で 堕落したハロー界隈を風靡したのに対して、 ℃-uteはその土台の上で、 自由を謳歌するグループであるといえるであろう。 ベリは枯れ木を焼き払い、 キュートはそこに麦畑を作った。 これが我々が認識すべき℃-uteの形ではないだろうか。 □ 以上で「桜チラリ」のシリーズは終了です! お疲れ様でした!(笑 曲のレビューになりませんでしたねw 久々のレビューなのでやはり全体像に言及してしまいます。 実はまだ一回しか聞いてないんですよ、「桜チラリ」を。 具体的に中身を探るのではなくて、 衝撃を受けた感覚を書き表したかったんです。 モーニングの「笑顔YESヌード」や「歩いてる」、 ベリの「VERY BEAUTY」も聞きましたが、 (「胸さわぎスカーレット」は未聴) 3曲とも歌に入った直後に再生を止めました。 Bメロまで持ちませんでした。 酷いものでした。 ハロプロとはこんなにも酷いものだったのかと思いましたが、 かつての盤を聴くとそういう訳では全くない。 いまや“娘。本体”が急速に俗化しているようで、 「歩いてる」のPVで歩く高橋も藤本もただの田舎者に見えた。 かつて無敵を誇ったあのBerryz工房ですら、今は見る影もない。 ℃-uteは現ハローで唯一まともに戦える、 そして唯一ハローを象徴できるユニットであるように思う。 だから台頭した。 |